やっぱりあなたの事が好き
私は、また間宮を無視し


「莉子は?行きたい?」


莉子に聞く。


「えっ?」


莉子は顔を赤くして


「矢野くんやっけ?私、結構タイプやから、美穂が大丈夫なら、一緒にご飯行きたいな……」


私の耳元で、照れながらそう言った。

莉子と二人で相談していると


「なぁ、大村ぁ。行こうやぁー」


間宮がせかしてくる。

私は、さっきからうるさい間宮に向かって


「うるさいなぁ、わかったよ。一緒にご飯行こうや」


間宮達と一緒にご飯を食べに行く事を伝えた。

私の答えに、間宮は嬉しそうな表情になる。


「じゃっ、行こっか!」

「えっ!?あっ、うん」


そして、莉子に向かって声を掛けると、並んで歩き出す。


残された私と矢野って人は、二人の後ろをついて歩いた。


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