クロスストーリー
「ちなみにカミヤ君が入る高等部の階級は大きく分けて特待生、幹部生、B、C、Dクラスの六つかな?
細かく分けるともっとあるんだけど時間も遅いしね…自分で体験すると良い。」
「(六つ…?)」
一つ足りないのでは?という質問をしようとしたが、次の説明にそれを遮られてしまった。
一通りの説明をし終わり、大量の資料を渡された後、学園長は目線を再びカミヤへ向け
「最後にカミヤ君の階級についてだけど…キミは特待生。」
「へ?」
呆気に取られたのもつかの間、話は以上だと言って部屋を出て行かせようとする学園長にカミヤは慌てて
「ちょっと待ってください!生「例外もあると言っただろう?君には資格がある。
それに初めてではないしね…下がりなさい。」
混乱するカミヤをよそに、学園長はそのまま部屋から追い出してしまった。
‐ガチャン
重たい扉は無機質な音を廊下に伝える。
「あ、そうそう。」
扉の向こうから思い出したように声が聞こえる。
「そのプレート、ここの入り口で更新しておくといい」
「…?はい、わかりました。」
どうやらこの建物は森の中にある塔のようなものらしい。
今まで自分がいた部屋は4階、窓から見える景色は人の手入れなどされていない原生林が広がっている。
細かく分けるともっとあるんだけど時間も遅いしね…自分で体験すると良い。」
「(六つ…?)」
一つ足りないのでは?という質問をしようとしたが、次の説明にそれを遮られてしまった。
一通りの説明をし終わり、大量の資料を渡された後、学園長は目線を再びカミヤへ向け
「最後にカミヤ君の階級についてだけど…キミは特待生。」
「へ?」
呆気に取られたのもつかの間、話は以上だと言って部屋を出て行かせようとする学園長にカミヤは慌てて
「ちょっと待ってください!生「例外もあると言っただろう?君には資格がある。
それに初めてではないしね…下がりなさい。」
混乱するカミヤをよそに、学園長はそのまま部屋から追い出してしまった。
‐ガチャン
重たい扉は無機質な音を廊下に伝える。
「あ、そうそう。」
扉の向こうから思い出したように声が聞こえる。
「そのプレート、ここの入り口で更新しておくといい」
「…?はい、わかりました。」
どうやらこの建物は森の中にある塔のようなものらしい。
今まで自分がいた部屋は4階、窓から見える景色は人の手入れなどされていない原生林が広がっている。