【完】私の彼氏は転校生。

「うん、いいよ!」


「えー? 俺も泊まりたいよ〜……」


「健くんはまた今度ね」


そう言って、舞は滝川の頭を軽くぽんぽんっと叩いた。


私は放課後部活が終わり、悠太……じゃなくて舞の家に帰った。


インターホンを鳴らすと、舞のお母さんが出てきた。


「はーい……あら立夏ちゃん! 待ってたわよ、どうぞはいって〜♪」


舞のお母さんは、私を中にいれてくれた。


私は挨拶をして、舞の部屋に行った。


ガチャっ……。


ドアを開けると、舞がゲームをしていた。


「あっ、立夏お帰り〜! で、藤野君とどんなことしたの?」


いきなり!?


「……この前悠太に着替えてるの見られて使われてない教室に入ってたら寝ちゃってて、起きたら隣に悠太がいて……それで……ヤられた……一回目は」





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