【完】私の彼氏は転校生。
翌日。私は健吾とその駅で起こったことについて話した。
「へぇー……昨日そんなことが……」
「うん……健吾はこのことについて、どう思う?」
「どうって……。立夏はその人達に暴力してないんだよね?」
「うん……」
「じゃあまずそのことを先生とその人達に言わなきゃね……」
「……ん……」
「……1人じゃ心配? 怖い? ……んじゃ、俺が一緒に言いに行く」
「……えっ? いいの?」
「あぁ、もちろん! 少しでも力になりたいから」
「……ありがとう……!」
そして、私達は放課後に先生と男達にいいに行くことにした。