【完】私の彼氏は転校生。

先生は私を見つめてきた。


――吸い込まれそうな瞳……


「僕と付き合えよ? ……ていうか立夏ちゃん隙ありすぎ」


そういって先生は音楽室から出ていった。



え……?


え……!?


えぇ!?!?


『僕と付き合えよ?』って!?


教師と生徒だよ!?!?


そっちの方が秘密にする方だよね!?


ていうか、健吾と付き合ってるし!!


……とにかく、帰ろう。


私は再び鞄を持って校門に向かった。





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