【完】私の彼氏は転校生。
……カラララッ。
浴室のドアを開けると、髪をお団子にした立夏がいた。
立夏……やっぱり色っぽいな……俺と違って純粋……
そんなことを考えていると、立夏が俺を呼んだ。
「健吾……」
「ん? なに?」
いや……まさかね。下着見たこと、バレてないよな?バレたら…………
即殺られる……
「……意外と筋肉あるんだね、腹とか腕とか」
よくわからない質問がきた俺は、
「…………は?」
といった。そしてそのあとは、
「男ならこれくらい普通だし」とか、色々話したあとに、俺は立夏にこう聞いた。
「あ、立夏。体……洗った?」
「いや、これからだよ」
よっしゃぁ!立夏の体に触るチャーンス☆
「じゃ、俺が洗ってやるよ」
「……変態」
ゔっ……。まぁ……さっきあんなことしたから俺、変態だけどー……
直接いわれると傷つくー……