【完】私の彼氏は転校生。
そんな……健吾達が……裏切った……?
「あんたの味方なんて誰もいないんだよ!!」
「……いッ……いやッ……っいやあぁぁぁあっ!!!」
私は頭を抱えて、皆から生卵をぶつけられて
この時間が終わるのを待ち続けた。
教室は生卵でベトベトになっていた。
「あー楽しかった☆ じゃ、また“明日も”よろしくねーっ♪ あっ、そこ片付けといてよ……ね!!」
ある女子がそういって私の顔に毎日教室掃除に使っている汚いモップを押しつけた。
「……うっ……」
「アッハハハハ!! いい気味! じゃ、任せたよー」
そういって皆は教室を出ていった。
翌日。起きたとき体が重く、学校に行きたくないと思った。でも親だけには知られたくない。私は制服に着替えて学校にいった。
「……あれ? 上履きがない」
……またか。
私は女子トイレにむかった。やっぱりここにあった。私の上履きは、洋式トイレの中に入っていた。すると、トイレに誰かが入ってきた。私はそのままトイレの中に鍵をかけて入った。