【完】私の彼氏は転校生。
「「立夏、ごめん」」
2人は同時にいった。
「……えっ? なんで?」
「だって……立夏巻き込んじゃったし……俺の事、嫌いになったでしょ……?」
滝川は泣きそうな顔でいった。
「えっ、そんなわけないよ……! 全然大丈夫だよ!」
「俺も……立夏巻き込んじゃったし……彼氏失格だよな……」
悠太も泣きそうな顔でいった。
「……もっ、もう……2人ともどうしたの……!?」
気がつくと、さっきまで2時間目だったのに4時間目の終わる5分前になっていた。