【完】私の彼氏は転校生。
〜悠太side〜
俺は家を出て隣の立夏の家を訪ねた。
立夏のお母さんが出てきた。
「はーい! あら、藤野君? ちょっと待ってねー」
しばらくしてまた立夏のお母さんが出てきた。
「遅れそうだからさきに行っててって立夏が言ってました! ごめんね〜毎日早く……」
「そうですか……じゃあ、行ってきます」
そして学校に着いた。
鞄をロッカーに入れたら、立夏がタイミングよく入ってきた。
「立夏、おはよう! さっきどうしたの?」
「えっと……。ちょっと寝癖ついちゃってたから……」
……俺の方が寝癖多い気がするけどね……。
「そうなんだ……あ、そういえば立夏って何の部活入っているの? 俺は卓球部」