【完】私の彼氏は転校生。

悠太が連れて行ったのは悠太の家だった。


「今日お母さんが出張しているから家には俺達しかいないよ。さ、入って」


私は悠太の家にはいった。


「じゃあここで待ってて、お茶淹れてくる」

そういって悠太は部屋を出ていった。


……話した方がいいのかなぁ……


話したら福井さん達になにか言われるかもしれない……


言うか言わないか考えていると、悠太がお茶を持って入ってきた。


「……で? 何をかくしてんの? 正直にいって。俺は立夏の味方だから」


私はその言葉を信じて正直に話した。


「……あのね……ある女子の3人組に、悠太とあまり話すなって言われて……それで……っ」





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