【完】私の彼氏は転校生。

悠太は私が言い終わったのを確認して、一言目を発した。


「その3人組って福井さん、本田さん、斎条さんでしょ?」


図星だ……。


「うん……」


「そっか……辛かったよね、話せる人がいなくて……でも大丈夫だよ。俺がいるから。……今度、3人に話聞いてみるよ」


「ありがとう……でも、もし怒るときは優しく怒ってあげて?」

「うん、わかってる。女子には殴ったりしないから。じゃあ、もう話忘れたことない?」


「……うん……! 話聞いてくれてありがとう! じゃあまた明日ね〜!」


そう言って私は悠太の家を出て私の家に帰った。


悠太に話してよかった……





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