【完】私の彼氏は転校生。
「ちょっと、悠太! どういうこと!? 女子1人もいないし!」
帰り道、悠太に聞いた。
「だって……立夏が福井さん達にまた何かされたら嫌だから……誘ったのに……なのに……なんだよその言い方……ひどいよ、立夏のことを思って誘ったのに……っ」
悠太の目から涙が出てきた。
えっ。まさか泣いてるの……!?
「あ……ゆ、悠太ごめん……! そんなはずじゃ……なんでもいうこと聞くから! だから許して……?」
「なんでも……?」
「うん、なんでも!」
「………………」
悠太が私を見つめてきた。
「……な、なに……?」
その時、悠太がキスしてきた。
しかも、私の口の中に悠太の舌が入ってきた。