【完】私の彼氏は転校生。


「ちょっと、悠太! どういうこと!? 女子1人もいないし!」


帰り道、悠太に聞いた。


「だって……立夏が福井さん達にまた何かされたら嫌だから……誘ったのに……なのに……なんだよその言い方……ひどいよ、立夏のことを思って誘ったのに……っ」


悠太の目から涙が出てきた。


えっ。まさか泣いてるの……!?


「あ……ゆ、悠太ごめん……! そんなはずじゃ……なんでもいうこと聞くから! だから許して……?」


「なんでも……?」


「うん、なんでも!」


「………………」


悠太が私を見つめてきた。


「……な、なに……?」


その時、悠太がキスしてきた。


しかも、私の口の中に悠太の舌が入ってきた。





< 69 / 251 >

この作品をシェア

pagetop