【完】私の彼氏は転校生。
すごい……なんか……なんか気持ちいい……。
体が溶けちゃいそう……
この時、私は思った。
……ここ、公共の場だよ!?しかも、道のど真中で!?
せめて裏道で……人通りが少ない所でしようよ……!
そう頭の中で言ってると、悠太の舌がもっと入ってきた。
あ……頭が……クラクラしてきた……。
悠太との長ーーいキスをしてると、足音がしてきた。
やばいよ、誰かくるよ!?
でも悠太はキスをやめない。
見られちゃうってばー!
そう思ってると、曲がり角から人がきた。
少し見てみると、そこには舞と滝川がいた。
みっ、見られた……っ!
その時、やっと悠太がキスをやめてくれた。
「……え? 藤野くんと立夏!?」
「……は? 藤野と立夏!?」
「「……が、キスしてたー!!」」