【完】私の彼氏は転校生。
「もしかして、それって7月に私をナンパしてきた人達?」
「ああ、そうだよ。登校してたら前からあいつらがきて、喧嘩売られたよ」
私と悠太が話してると、先生が言った。
「こら、そこ! まだ朝学活中だぞ! 青春するのはいいが、イチャつくのは休み時間か彼氏か彼女の家にしなさい!」
周りからは、『ラブラブぅ〜♪』などと、ひやかしてる声が聞こえる。
そ、そんなんじゃないのに〜……!
「よせよ……照れるだろ?」
悠太のその一言で、教室がもっと賑やかになった。
だから……っ
そんなんじゃないってばー!!!