【完】私の彼氏は転校生。
遊園地ではお化け屋敷に入り、私は悠太にしがみつきっぱなしだった。
そして今、悠太と観覧車に乗っている。
「わぁー……! 悠太、みてみて! すごい景色綺麗だよ!」
でも悠太は外を見ようとはしない。
「……おーい! 悠太どうしたの?」
すると、悠太がいきなり抱きついてきた。
「……怖い……」
え……?
「俺、高い所苦手でっ……だ、だから……降りるまでこのままにさせて……」
悠太が泣きそうな目で私を見つめてきた。
やばい……
悠太が……
かわいい……っ!