【完】私の彼氏は転校生。
〜同棲〜
そして年が明け、家でまったりくつろいでいた。
すると、お母さんが真剣な顔をして私の部屋に入ってきた。
「立夏、ちょっといい?」
「うん」
私はリビングに行って、椅子に座った。
「実は……お父さんも私も仕事の関係で半年ぐらい出張しなくちゃいけなくなったの……。それで、明日からお隣の藤野さんの家に泊まることになったの。藤野君、一人暮らししてるらしいわよ? だから安心してね? 家事できると思うし……もう藤野君OKしてくれたし」
え。
……ぇえええええ!?!?
こうして、私と悠太の同棲生活が始まった。