【完】私の彼氏は転校生。
翌朝、悠太の家に行った。
「あ、立夏! おはよう! これから半年よろしくな!」
「うん……」
「じゃ、2階の部屋に荷物置いてきて! これから朝飯作るから」
「うん……え? 悠太料理できるの!?」
「できるよ? カレー、ハンバーグ、味噌汁、ご飯とか。とにかく、荷物置いてきて」
「あ、うん!」
私は2階に上がって部屋に荷物を置いた。
まったく、2人とも勝手に決めて……
もう中学生だから留守番ぐらいできるもん!
そう考えていると、悠太が部屋にきた。
「立夏! もう朝飯作り終わったからリビングきて!」
「うん! わかった!」
そう言って私はリビングに行った。