音のない恋
実花が指さす、
…「ジェットコースター!?」
“うん”
「絶叫だよ?」
苦手だけど
そんなこと言えるわけもなく
仕方なく並ぶ。
実花は待ちきれない様子。
少しずつ前に進む。
手汗びっしょり。
でも実花は気にせずに
手を握ってくれている。
「次のお客様どうぞ」
ベルトをしめ、
何回もかちゃかちゃって確認する。
“ははっ!”
実花に爆笑された。
はずかしいー。
…「ジェットコースター!?」
“うん”
「絶叫だよ?」
苦手だけど
そんなこと言えるわけもなく
仕方なく並ぶ。
実花は待ちきれない様子。
少しずつ前に進む。
手汗びっしょり。
でも実花は気にせずに
手を握ってくれている。
「次のお客様どうぞ」
ベルトをしめ、
何回もかちゃかちゃって確認する。
“ははっ!”
実花に爆笑された。
はずかしいー。