冷酷男子に恋をする




私たちは、3人で帰ることになった。

…のは、いいんだけど…。


「なんで、真城くんが一緒なの…?」


「はぁ?それは俺のセリフだし。

なんで、お前がいんの?
せっかく、梨緒と2人きりだったんだけど。」


「…ちょ、ちょっと、2人とも…。
喧嘩とか、やめようよ。」


「…梨緒が言うなら…。
ごめんね、梨緒。」


茉菜は、そういって、私に謝ってくれた。

でも、尚輝は、なにも言わずに、私の手を握った。



< 173 / 365 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop