冷酷男子に恋をする




「いちゃいちゃなんてしてない…。」


「はいはい、嘘はいいですよ。」


「嘘じゃないもん。」


「まぁ、それにしても、よかった。」


「何が?」


「梨緒に笑顔が戻った。
“真城くんのせい”で梨緒、元気なかったもん。」


「そうだったかな?」


「うん、そうだったよ。
ずっと暗い顔してた。

真城くんのせいだからねっ。」



< 212 / 365 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop