冷酷男子に恋をする




「雅也のこと…?」


無意識に声が震えてしまう。


「……ごめん。
嫌なこと思い出させた。」


そういって、体をおこし、私の方へ体を向けると、ぎゅっと強く抱き締めてくれる。


「ここ…、教室…。」


「だから何?
梨緒が悲しい顔してるの、みたくない。」


「尚輝…。」



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