冷酷男子に恋をする
後ろの席には男が数名。
前の席には、真面目そうな女の子が1人。
可愛いなぁ…。
真面目そうだけど、あまり堅苦しくない感じ。
____…
授業も終わり、尚輝に電話してみようと携帯を取り出し、電話をかける。
『もしもし、梨緒?
なんかあった?』
「声、聞きたくなった…。」
最近、男の人を見ると、尚輝を思い出すようになった。
『可愛いこと言うなよ。
俺も梨緒に会いたいの我慢してんだから。』
「ごめん…。」