冷酷男子に恋をする




「赤城、さんきゅーな。」


そんな話をしてるとき、真城くんが髪をふきながらお風呂から出てきた。


「……うん。」


「ナオくん、色っぽい。めちゃかっこいい。」


隣で奈緒がぼそっと呟いたのが聞こえた。


「久しぶりにゆっくりできた。」


「よかった。」


「んじゃ、次、私入ってくる。
りーちゃん、お先に。」


「どーぞ。」


奈緒は着替えを持って、脱衣所に向かった。



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