SKY GIRLとCOOL MEN
その後は適当に家の片付けなどをして暇を潰していた。
すると、インターフォンが鳴った。
インターフォンの画面を見て先輩だと分かると、鍵を開けに行った。
「先輩!!!」
「なんだ、元気そうじゃないか。良かったよ。」
先輩を家に上げて飲み物を飲みながら昨日の話をした。
「でね、向井さんっていう男の人が家まで送ってくれたんだ!!」
「男の人…そっか。でもね、大空…その人はたまたま何もしなかった人だったかもしれないけど、もしも悪い人だったらどうする?
特に大空は1人暮らしだから危ないんだよ?
それに大空は無防備過ぎるんだよ、人を疑う事を知らないんだから…」
「ご…ごめんなさい。」
こんなに心配されるなんて…
小さな声で謝ると、先輩は少し笑って私を引き寄せ抱き締める。
「もし、大空がいなくなりでもしたら…俺は…俺は…」
「…先輩。」