SKY GIRLとCOOL MEN
「あ、あの…私、待ち合わせをしているんです!!!」
少し大きめの声で言うと、シーンと静まり返った。
「だ、だから…戻らないと…」
すると気性の荒そうな1人が私に近づいてきた。
そして舌打ちをし…
なっ、殴られる!!!!!!!!
顔はやだ!
一瞬で身の危険を感じ、とっさに頭を抱えながらしゃがむ。
「「「「「「!????」」」」」」
この場にいる人みんなが驚いた。
もちろん殴ろうとした本人も例外ではなく…
「なんなんだ、テメェ!!!!!!」
そう言って私の左の横腹を思い切り蹴った。
「うぐ、ぅっ!!」
次はさすがに避けれず、咳をしながら蹴られた部分に手を当てる。
「最初のはただの偶然だったんだな。」
「びっくりしちゃったよ〜。」
なんで誰も助けてくれないの?
「助けて…痛い…」
「痛いー?大丈夫ー?でもね、痛いって言われるともっとしたくなっちゃうんだよ、ねっ!」
もう1人が近づいて来て、私の髪の毛を掴んで上を向かせ、パシッと頬を叩いた。
「痛っ、やめ、お願いです。うっ、、や、やめて!きゃ!!!痛い!」
あと3回ほど叩くと満足したように頬を撫でた。