SKY GIRLとCOOL MEN
「ああ、可哀想に。頰がこんなに赤くなって…髪もこんなにくしゃくしゃ…」
頰を撫でながらそう言った先輩はいつものように優しい表情。
「そ、それはこの人たちが!先輩、早く、逃げないと…」
「逃げる?どうして?こいつらは俺の仲間だよ。今から、遊ぶんじゃなかったっけ?」
「遊ぶ、、?」
すると先輩は私の耳へ近づき、馬鹿だね、俺は最初からこれが目的で大空を俺のモノにしたのに…まだ気付かない?と、笑い混じりに言った。
そんな…
「先輩は、私の事が嫌いになったんですか?」
「まさか、好きだよ。でも愛してない。ただヤりたかっただけだよ。あははっ、何泣きそうになって…」
パシッ
気づいたら先輩の顔を思い切りビンタしていた。