SKY GIRLとCOOL MEN




まず一つは鈴之助の事。
本当なら高校へ行っているはずなのにここで仕事をしている。
中学も行かないで高校も行かないとかヤバすぎだろ?
そろそろ無理やりにでも行かせようと考えている。


二つ目は俺の父親が死んで俺が会長にならなければいけないって事。
そうなれば社長は…信用できるのがこの会社ですずしかいないんだが、どうしようか。

三つ目は、三上大空の事だ…
これが一番深刻な問題…



「はぁ、」




自然とため息が出た。




「涼さんがため息なんて珍しいですね。」


「ね、もしお前の好きなやつが暴走族の総長と付き合ってたらどうする?」


「はあ?意味が分かりません。っていうか好きな人出来たんですか?」





「うん!好きー。ていうか、尊敬してた大先輩の娘なんだよねー」


「それじゃ完璧に年下、未成年ですね。犯罪ですよー。いって!叩く必要ないじゃないですか!さぁー僕ならどうしますかね。その子は暴走族の総長と付き合ってるくらいなんですからろくな人じゃないんじゃないですか?」



「騙されて付き合ってんのー、可哀想にねぇ。」




俺は他人事のようにそう言った。





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