SKY GIRLとCOOL MEN
あー、めんどくせ。
でもまぁ…
俺のにするはずだったあの子が今もしっかりとした純粋な子に育ってくれていて安心した。
だけど稀に寂しそうな顔をするのだけはあの日から変わらないんだね。
毎日笑顔に変えられたらと思ってたのに…
なのに…
_____ウィーーン
自動ドア開き、男が数名入ってきた。
ゲイか?
そんなことを思っていると、ふとその中に1人だけ薄汚れた服を着た女が体格の良い男に抱えられていた。
その女は目隠しをされていた。
いくら何でも趣味悪すぎだろ…
小さい女1人にでかい男があんなにねぇ〜
「おい、いつもの部屋。」
男の中の1人…右耳にピアスを付けているのが印象的な男。
こいつは"五十嵐大輝"か。
五十嵐大輝はそう言って会員証を見せた。
うちのホテルの会員証にはランクがあるが、あれは結構上のランクだった。
まあ総長となれば…な。