SKY GIRLとCOOL MEN
*Lie and Truth
うっ…なに、ここ。
誰かに、担がれてる?
目隠しもされてる…!!
ドサッ、
今度は肩を支えられ、無理矢理立たされる。
あれ、私今まで…あ。
そっか。
先輩に…。
ああ、また1人になるんだね。
多分私が起きたことにまだ誰も気付いていないんだろう。
周りに私達以外の人がいる…多分だけど話し声と、気配がする。
これは逃げる最後のチャンスかもしれない。
これを逃せば本当に次は無い。
そう考えているとパッと目隠しを外された。
あまりに眩しくて目が開けられずにいると、何かを制止する声と人が近づいてくる気配がした。
そして私は、目を…開けた。