タイトル未定
そして私は退学を決断し
親とも学校の先生とも
かなり揉めましたが
フリーターになりました。
水商売は辞め、現在は
学生の頃から雇ってもらっていた
居酒屋のバイトと掛け持ちで
朝はゲームセンターのバイトを
しています。
そんな私には高校2年生から
付き合っている彼がいます。
彼は地元では有名な企業で
働いている会社員です。
名前はケンタ。
年齢は私の2つ上です。
彼は立派に働いています。
フリーターになった私に
彼は少し前にプロポーズを
してくれました。
「俺らこれから先別れる気ないだろ?
だったら、結婚しよう。」
そう言ってくれました。
彼はきっと私を心配してくれたのです。
母と退学のことで揉めた時に
私が次の春には家を出て行くと
決めたからです。
母は私が家を出て生活することを
心配してからか反対しました。
しかし、最終的には
フリーターと言えども社会人。
社会人になるなら自立をし、
親に頼ってはならない。
そう言って春には家を出ることを
条件に学校を退学しました。
そんな私がこれから先
生活していけるかと言うと
そうではありません。
実際、お金を貯めた所で
春までに貯まるお金は
引越し費用や新しい家具に
当てれる程度です。
家賃や生活費、
それからの生活は
とてもキツいものになると
思っていました。