わたし
中学生になり、大好きな母方のおじいちゃんが暫くわたしの家に泊まるとのことで喜んでいたわたし…

おじいちゃんは3年前脳梗塞で倒れ体もかなり弱っていた。
お酒やたばこが大好きなおじいちゃんだったが体のこともありお酒もたばこも辞めてしまった。
歳も歳だしちょっとボケ始めた頃…
中学1年生のわたしの体を触ってきた。
「気持ちいいことをしてやる」

わたしは意味がわからなかった。
幸いにもそれも1度きりで終わったので何も無かったが…わたしはショックでしょうがなかった。

それから1年が過ぎ…
またおじいちゃんがわたしの家に遊びに来ると聞いて、わたしは動揺を隠せなかった…

姉に相談をした。嫌だと…誰にも言わないでほしいと…
ところが…姉に話をした次の日
母親が泣きながらわたしに土下座をしてきた。
「申し訳なかった」と…
それから母親との関係も気まずくなり
中学2年生になったわたしは家に居るのが嫌で家出を繰り返す様になった…

当時携帯電話をもっていたわたしは出会い系サイトで知り合った男性と遊ぶ様になり中学2年生にして初体験をしたのだった。

それからどんどん家出を繰り返す様になり…勉強もしなかった為、中学3年生になったわたしは行ける高校が私立しかないと担任の先生に言われ…
両親には反対されるのであった。

それじゃ塾に、通わなきゃと…
わたしは真面目になろうと思い自分で貯めたお小遣いで塾に通い…
もう勉強をして偏差値の高い公立高校に見事合格。

喜んでいた両親だが…遊び人だったわたしは真面目になんて通えるはずもなく…わずか3ヶ月で退学になった。
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