コイツ、俺の嫁だから。【おまけも完結】
今年25歳になるあたし達。
もうすぐ結婚して一年が経つけれど、一緒に暮らし始めたこと以外は特に何も変わっていない。
高校の頃から、お互いを好きな気持ちもそのままだ。
あたしは老人ホームのソーシャルワーカーとして、まだまだ日々勉強しながら働いている。
那央は警察官になってもう6年経つけど、今も変わらず交番勤務。
地域の人達を守るのは、交番にいる身近なおまわりさんが主だから、那央にはこれが一番合ってるんだろう。
でもやっぱりすごく忙しくて、こうやって二人の休みが合う日なんて滅多にない。
休日も事件が起こってお呼びがかかることもしょっちゅうだし。
「今日は呼び出されないといいね……」
「どうだか。何も事件が起こらない日なんてないからな、残念なことに」
あたしのセミロングの髪を撫でながら苦笑する那央。
こんなふうにのんびり出来ているのはいつぶりだろう。
一緒に暮らしてはいるけど、那央は勤務中は一日家にいないし、まったく顔を見ない日も少なくないからなぁ。
ま、それを承知で結婚したわけだけど。
もうすぐ結婚して一年が経つけれど、一緒に暮らし始めたこと以外は特に何も変わっていない。
高校の頃から、お互いを好きな気持ちもそのままだ。
あたしは老人ホームのソーシャルワーカーとして、まだまだ日々勉強しながら働いている。
那央は警察官になってもう6年経つけど、今も変わらず交番勤務。
地域の人達を守るのは、交番にいる身近なおまわりさんが主だから、那央にはこれが一番合ってるんだろう。
でもやっぱりすごく忙しくて、こうやって二人の休みが合う日なんて滅多にない。
休日も事件が起こってお呼びがかかることもしょっちゅうだし。
「今日は呼び出されないといいね……」
「どうだか。何も事件が起こらない日なんてないからな、残念なことに」
あたしのセミロングの髪を撫でながら苦笑する那央。
こんなふうにのんびり出来ているのはいつぶりだろう。
一緒に暮らしてはいるけど、那央は勤務中は一日家にいないし、まったく顔を見ない日も少なくないからなぁ。
ま、それを承知で結婚したわけだけど。