コイツ、俺の嫁だから。【おまけも完結】
お母さん達も相変わらず仲良いなぁ。
いつまでも新婚気分なのはあちらの二人の方かも。
微笑ましい気分になりながら、澄み切った秋晴れの空の下、いつもは自転車で通る道を歩く。
あたしの職場は歩いて20分くらいだけど、早起きしなきゃいけないのは、これからの時期ちょっとツライ。
でも、歩いていると意外な発見をしたりもする。
例えば、この壁にはこんな落書きがあったんだーとか、
暖かくなったらシロツメクサが咲くだろうクローバーが、こんなところに生えていたんだ……とか。
そして今日は。
「あ、落とし物」
道端に小銭入れが落ちていることに気付いた。
おばあちゃんが使っていそうな、花柄の小さながま口のもの。
まだ時間あるし、那央の交番がすぐ近くだから届けに行こうか。
小銭入れを拾ったあたしは、いつもの通勤路を外れて交番へ向かった。
するとそこに、立番をしているお巡りさんを発見。
あたしは自然と笑顔になって、いつ見ても頼もしくてカッコいい制服姿の彼のもとへ駆け足で近づく。
いつまでも新婚気分なのはあちらの二人の方かも。
微笑ましい気分になりながら、澄み切った秋晴れの空の下、いつもは自転車で通る道を歩く。
あたしの職場は歩いて20分くらいだけど、早起きしなきゃいけないのは、これからの時期ちょっとツライ。
でも、歩いていると意外な発見をしたりもする。
例えば、この壁にはこんな落書きがあったんだーとか、
暖かくなったらシロツメクサが咲くだろうクローバーが、こんなところに生えていたんだ……とか。
そして今日は。
「あ、落とし物」
道端に小銭入れが落ちていることに気付いた。
おばあちゃんが使っていそうな、花柄の小さながま口のもの。
まだ時間あるし、那央の交番がすぐ近くだから届けに行こうか。
小銭入れを拾ったあたしは、いつもの通勤路を外れて交番へ向かった。
するとそこに、立番をしているお巡りさんを発見。
あたしは自然と笑顔になって、いつ見ても頼もしくてカッコいい制服姿の彼のもとへ駆け足で近づく。