男装彼女
部活
side 貴
まじさ、千先輩かわいすぎ
あんなじっと見つめられたら顔赤くなるし
綺麗な顔してるよな....
でも、あの顔どっかで見たことある気がするんだよなー....
ーーキーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。
しょうがない、放課後探すか。
そして、俺は午後の授業を淡々と受けて過ごした。
「貴ー!!!!」
「んー?」
馨が走りながら俺のところへ駆け寄ってくる。
「部活見学行こ!!!!」
部活??
あー、そうか。
この学校は文武両道を基本としているらしく、生徒は全員何らかの部活動に入らなければならない。
もちろん、帰宅部という部活は存在しない。
「あー....」
悩む。
龍先輩探さないといけないし。
「パス。」
「え!!!!なんでなんでなんで!!!!」
「龍先輩探す。」
「龍にいは見つかんないって」
....龍にい?
龍兄?ってこと?
「馨、お前龍先輩のこと知ってるのか?」
「知ってるよー?」
「どこにいる!?」
「教えなーい」
なんでだよ、教えろよ
「なんで。」
「千ねぇと約束したから」
....千先輩?
またあの人か....
一体全体何者なんだ?
「だからさー、見学行こっ?」
「わーったよ。で?どこいくの?」
「姉ちゃんと、千ねぇのとこ!!!!」
姉さんに会いたいだけじゃないか....。
そういえば先輩は何部なんだろう。
「....何部?」
「んー?あれ。」
教室の外を指さした馨の指を追っていくと、テニス部がいた。
「....テニス?」
「そう!!!!」
まじさ、千先輩かわいすぎ
あんなじっと見つめられたら顔赤くなるし
綺麗な顔してるよな....
でも、あの顔どっかで見たことある気がするんだよなー....
ーーキーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。
しょうがない、放課後探すか。
そして、俺は午後の授業を淡々と受けて過ごした。
「貴ー!!!!」
「んー?」
馨が走りながら俺のところへ駆け寄ってくる。
「部活見学行こ!!!!」
部活??
あー、そうか。
この学校は文武両道を基本としているらしく、生徒は全員何らかの部活動に入らなければならない。
もちろん、帰宅部という部活は存在しない。
「あー....」
悩む。
龍先輩探さないといけないし。
「パス。」
「え!!!!なんでなんでなんで!!!!」
「龍先輩探す。」
「龍にいは見つかんないって」
....龍にい?
龍兄?ってこと?
「馨、お前龍先輩のこと知ってるのか?」
「知ってるよー?」
「どこにいる!?」
「教えなーい」
なんでだよ、教えろよ
「なんで。」
「千ねぇと約束したから」
....千先輩?
またあの人か....
一体全体何者なんだ?
「だからさー、見学行こっ?」
「わーったよ。で?どこいくの?」
「姉ちゃんと、千ねぇのとこ!!!!」
姉さんに会いたいだけじゃないか....。
そういえば先輩は何部なんだろう。
「....何部?」
「んー?あれ。」
教室の外を指さした馨の指を追っていくと、テニス部がいた。
「....テニス?」
「そう!!!!」