男装彼女

情報

side 千

ーーピピピピピピピ

「ふわぁー....、よく寝た。あ、今日仕事じゃん。何時から行こっかなー」

と、仕事ができる嬉しさでワクワクしていると

ーーダダダダダダダダ
ーーバンッ!!!!

「千ーー!!!!」

「泪、朝からうるさっ、うわぁあ!!!!」

抱きつかれた。
毎度毎度....そろそろ呆れるぞ。
諦めて入るのだけどね。

「はい!!!!」

「ん?」

ん!!!!と1枚の紙切れを差し出してきた。

「今日の族の情報!!!!すっごいゆるくてさー、簡単に見つかっちゃって楽しくなかった...」

そーかそーか。
それは残念でした。
よしよしと頭を撫でてあげる。

「んー...」

「ありがとね、泪」

「おう!!!!俺、千のためだったらなんだってできちゃう!!!!」

「頼りにしてますよ。」

「おう!!!!」

そして、少し雑談したあとあたしが学校に行かないといけない時間になり、不服そうな顔をしながら泪はあたしの部屋を出ていった。
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