君とお絵かき
「ふぅーっ!!やーっと授業が終わったぜー!」
「はぁーっ、疲れたねー。」
「いよいよ部活だ!楽しみだぁー。」
「そうだね、遅れないように急ごう!」
私達は、パタパタと部室まで走っていった。
「こんにちはー!」
「こんにちはー。」
先輩が挨拶を返してくれる。
やっぱり美術部って、緩い。
「今日も頑張るぞー!」
「こう言っちゃなんだけど、特に頑張る事もないけどね(笑)」
「確かに········www」
「まぁ、でも、絵は書けるからね!」
「うん、それで、美術部に入ったんだもん。」
「私も、大体そんな理由だよ。」
「まーね。」
私は莉桜と絵を書きながら話す。
「絵が書けなくなるなんて、絶対に嫌だからね。」
「そうだよねー······。ちょっと重いかもしれないけど、生き甲斐が絵って感じだもん。私は。」
「私も·········。」