君とお絵かき
「おはよう!莉桜!」
「あ、おはよう!」
次の日、早速莉桜にその事を話した。
「私、スマホ買ってもらっちゃった!」
「えぇー!凄い!よかったね!」
「莉桜も、スマホ持ってるよね?一緒にアプリとかで話そうよ!」
「いいねいいね!凄い楽しみだよ!」
蓮と莉桜は嬉しそうに笑った。
部活が終わり、家に帰ってスマートフォンを起動させた。
何かいいアプリはないものかと、探していた。
「あっ、いいこと思いついた!」
蓮は検索エンジンで【イラスト・アプリ】と検索をかけた。
「出た出たー!」
蓮がインストールしたのは、お絵描きアプリだった。
早速、絵を書いてみる。
初めてのデジタルだが、なかなかの出来だった。
これを、莉桜に見せて、二人で絵がかけたら楽しいだろうと思った。
莉桜にメールを打ち込んだ。
『このアプリ、すっごくいいよ!(^-^)
絵が書けるんだ、これ、私が書いたよー』
送信すると、すぐに返信がきた。
『うわぁっ、凄い!(´ω`)流石、蓮ちゃん!上手いね········(*´∀`*)私も入れてみるね!』
嬉しかった。
自分なんかよりも絵の上手い人が、私の絵を上手いといってくれて。
自然と笑みが溢れてきた。
明日また会えるのが、楽しみだ。