君とお絵かき
「本当ありがとう!!莉桜の誕生日にも、プレゼントあげるからね!」
「えぇー、本当〜?」
「本当だってばー!」
「うそうそ、冗談www」
「うっ、うぅ·········////」
「これからも、一緒に絵書いたりして、遊ぼうね!」
「うん!」
幸せだった。莉桜みたいな人が友達で。
一緒に絵書いてくれて、優しくて、頭も良くて。
「大好きだよ。」
「え、なになに?改まっちゃって。」
「ううん、何でもなぁーい。」
「ふふっ、私も大好き。」
「·········ありがとう。」
こんなやりとりも、好きだった。
ずっと、このままで、いれると思ってた。
だが、幸せは唐突に、失われる。