縁結び承ります!
「....なら...」
「は?」
「だったら!!
私があんたに『人との出会い』の良さを教えてあげるわよ!
骨の髄から人の縁が素晴らしいものだって思えるよう、徹底的に性格矯正してやる!」
心の底からではなく、骨の髄から。
これは私なりの言葉使いである。
体に染み込ませてやる。
「....へぇ、そんな啖呵きったんだ。
あんたの言う『人との出会いの良さ』をみせてもらおうじゃねーか」
「上等よ!」
「じゃ、暫くの間あんたの助手でもやらせて貰うか」