パレット
2,黒と白 まじわって変化
「タケルくん」
『んぁ? あ!奈々ちゃん!』
「クスクス、名前覚えてくれたの?」
『そりゃーね!』
「何してるの?」
『あぁ、ジュース買いにパシり中』
「あたしもだから一緒に行っていい?」
『おっ?いいよ』
ガシャン ガシャン
「クスクス、そんなに?」
『おー、俺とカオリと ユウスケとトモミの分』
「タケルくんのはどれ?
このコーヒー?」
『俺はコーラ命。レモンティーがカオリで〜 あとの2人がコーヒー』
「ふーん。タケルくんってカオリちゃんと付き合ってるの?」
『ぶはは!おもしれー!
』
「えっ?違うの?」
『まさか、アイツと?
ぶはははは〜!』
「そうなんだー。
いつも一緒だから付き合ってるんだと思ってた」
『うひょーやべーっ!そーゆー感じで見られてんのー?』
「じゃぁ、今度遊ぼうよ」
『マジ!?』
「うん。映画見に行かない?」
『行く!』
「じゃぁまた決めたら声掛けるね」