愛しています
涙を流したあと
「おばちゃん!!歩は!!??」
この声…凌君??
なんで??
「歩なら部屋にいるよ」
と、おばあちゃんの声が聞こえた。
どうしよう、泣いたってバレちゃうよ。
「ありがとう!!」
やばいよ、こっちくるよ。
階段を上がってきてる音が聞こえた。
私はこの泣き顔を見られたくなくて、ドアの方に体をもっていった。
ドアが開かないように。
「歩、開けるぞ」
「来ないで」
私は即座に答える。
「…なんだよ歩」
「それはこっちの台詞。なんで学校休んでまでも来たの」
今は三時。
まだ学校なはず。
「どうせいたって意味ないと思って」
「…」
「お前のこと、考えてたから授業に集中すら出来なかった」
「…なによそれ」
「なぁ、開けろよ」
凌君の寂しそうな声が聞こえる。
「もう、こういう事されたら困るの」
「…なにがだよ」
「とにかく」
「一ノ瀬か??」
「え??」
なんで一ノ瀬君の名前があがるの??
「お前ら最近よく一緒にいるもんな。付き合ってんの??」
「…」
「だから困るって言うんだろ」
「違うよ!!そう言う事じゃない!!」
「だったらなん…」
「優しくしないでって言ってるの!!」
もう、私の心グタグタだよ。
「優しくって…何言ってんの??当たり前のことだろ」
「なんで私にも優しくするの。するならあの子にだけしてればいいじゃんっ」
「陽菜??」
…。
「そうだよ」
「歩に優しくするの、当然だろ??歩は俺にとって大切な人なんだから」
「…」
「なぁ、歩の顔見たい」
「…」
「少しでいいから顔見せて??」
そんな優しくて柔らかい言葉に私は逆らうことすら出来なかった。
私、凌君のことが好き。
凌君は私のこと何も思ってくれていなくても
それでも優しくしてくれても
私を大切だと言ってくれた。
私も、凌君が大切。
だから君を、好きになりました。
「おばちゃん!!歩は!!??」
この声…凌君??
なんで??
「歩なら部屋にいるよ」
と、おばあちゃんの声が聞こえた。
どうしよう、泣いたってバレちゃうよ。
「ありがとう!!」
やばいよ、こっちくるよ。
階段を上がってきてる音が聞こえた。
私はこの泣き顔を見られたくなくて、ドアの方に体をもっていった。
ドアが開かないように。
「歩、開けるぞ」
「来ないで」
私は即座に答える。
「…なんだよ歩」
「それはこっちの台詞。なんで学校休んでまでも来たの」
今は三時。
まだ学校なはず。
「どうせいたって意味ないと思って」
「…」
「お前のこと、考えてたから授業に集中すら出来なかった」
「…なによそれ」
「なぁ、開けろよ」
凌君の寂しそうな声が聞こえる。
「もう、こういう事されたら困るの」
「…なにがだよ」
「とにかく」
「一ノ瀬か??」
「え??」
なんで一ノ瀬君の名前があがるの??
「お前ら最近よく一緒にいるもんな。付き合ってんの??」
「…」
「だから困るって言うんだろ」
「違うよ!!そう言う事じゃない!!」
「だったらなん…」
「優しくしないでって言ってるの!!」
もう、私の心グタグタだよ。
「優しくって…何言ってんの??当たり前のことだろ」
「なんで私にも優しくするの。するならあの子にだけしてればいいじゃんっ」
「陽菜??」
…。
「そうだよ」
「歩に優しくするの、当然だろ??歩は俺にとって大切な人なんだから」
「…」
「なぁ、歩の顔見たい」
「…」
「少しでいいから顔見せて??」
そんな優しくて柔らかい言葉に私は逆らうことすら出来なかった。
私、凌君のことが好き。
凌君は私のこと何も思ってくれていなくても
それでも優しくしてくれても
私を大切だと言ってくれた。
私も、凌君が大切。
だから君を、好きになりました。