Kiss of a shock ~涙と~
「マジかよ、だせぇことしやがって。」


「んだコラ!関係ねぇだろおっさん!ぶっ殺されてぇのかコラ?」


馬鹿な犬のように凄んで言うと、俺の前に身を乗り出す。


俺は、さすがにムカついて男をガツンと殴り沈めた。


「おい、オッサン!いきなり何しやがる!」


瞬時に、もう1人が向かってきた。


俺は軽々とそれを避けて殴り返すと呟いた。


「誰がおっさんだ。俺はまだ35歳だよ。」


あとの二人が、ようやく気付いて女から身体を離す。


どうやら、「まだ」ヤられてはいないみたいだな・・・。


男たちがズボンを穿いたままの姿であることに確信して言う。


「邪魔しちまったみたいだけど、それはイケナイんじゃねぇのか?」


「うるせぇな、ほっとけよ。てめぇには関係ねぇだろ!」


「ま、確かにねぇ。けど、女を手篭めにしようって輩をほっとくわけにはいかねぇよ。やっぱ、ひとりの男としてはさ。」


というよりも、俺がもううずうずしてるっていうか・・・


「お前らも、俺のこと、ちょっとは愉しませてくれよな。」


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