Kiss of a shock ~涙と~
それは、
俺の理性をぶっ飛ばすには十分すぎるほど、強烈なパンチだった。
ただでさえ、腕の中にいる万理香は可愛くて、繊細で、華奢で、それなのに・・・どうしようもなく愛しくて・・・
「意味、分かって言ってんの?」
万理香はこくりとうなづいた。
マジかよ。
「お前、はじめてだろ?」
万理香はカアッと頬を紅くした。
「いいよ、急がなくて。さっきも言っただろ?」
本心からそう言ったつもりだったけど、今の俺なら軽いジョブでも簡単にやられてしまいそうだ。
「私は・・・。」
「え?」
万理香は、見上げて言った。
その瞳は、うっすらと涙ぐんでいる。
頬は、ほんのりと赤らめて・・・・。
ぐっと・・・それだけで、ぐっときてしまう。
「私は待てません。今、直人さんが欲しいです。」
信じられないけれど、どうやら本気らしい。
直人は、万理香を見つめ返して、それからゆっくりと抱きすくめた。
「スケベだな。」
「スケベです。」
万理香が、間髪入れずに返したから、思わず笑ってしまう。
俺の理性をぶっ飛ばすには十分すぎるほど、強烈なパンチだった。
ただでさえ、腕の中にいる万理香は可愛くて、繊細で、華奢で、それなのに・・・どうしようもなく愛しくて・・・
「意味、分かって言ってんの?」
万理香はこくりとうなづいた。
マジかよ。
「お前、はじめてだろ?」
万理香はカアッと頬を紅くした。
「いいよ、急がなくて。さっきも言っただろ?」
本心からそう言ったつもりだったけど、今の俺なら軽いジョブでも簡単にやられてしまいそうだ。
「私は・・・。」
「え?」
万理香は、見上げて言った。
その瞳は、うっすらと涙ぐんでいる。
頬は、ほんのりと赤らめて・・・・。
ぐっと・・・それだけで、ぐっときてしまう。
「私は待てません。今、直人さんが欲しいです。」
信じられないけれど、どうやら本気らしい。
直人は、万理香を見つめ返して、それからゆっくりと抱きすくめた。
「スケベだな。」
「スケベです。」
万理香が、間髪入れずに返したから、思わず笑ってしまう。