Kiss of a shock ~涙と~
第3章 「コンビニ」
気が付いたら、健二はいなかった。
それから、目の前にウェイターの顔があって、大丈夫ですかと声をかけられると
それでようやく現実世界に戻ってきた。
よほど青褪めた顔をしていたのか、よく冷えたレモン水を持ってきてくれて
デザートのケーキを食べながら、深呼吸。
落ち着いてきた。
大丈夫、私はもう子供じゃない。
あの頃には―いない。
それから、目の前にウェイターの顔があって、大丈夫ですかと声をかけられると
それでようやく現実世界に戻ってきた。
よほど青褪めた顔をしていたのか、よく冷えたレモン水を持ってきてくれて
デザートのケーキを食べながら、深呼吸。
落ち着いてきた。
大丈夫、私はもう子供じゃない。
あの頃には―いない。