総長に恋したお嬢様
チクッと胸が痛んだ。

「…俺、あいつ嫌い…」

近くで真君がポツリと呟いた。

んー…嫌いっていうか…いい子なんだろうけど

ちょっとキツイ性格だよね…

「玲ちゃんごめん…あいついつも
あんななんだ…」

葵君が謝ってくる。

「い、いいよいいよ!
葵君が謝ることじゃないし…」
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