総長に恋したお嬢様
「もう!興味なさそうな顔して!
いい加減、恋しなさい!!」

「え〜…」

そんなこと言われたって…。

「はあ。まあいいわ。授業はじまるよっ」

そう言うと美樹は自分の席に戻って行った。

はあ。恋かぁ…

"あのこと"があってから男の人が怖いんだよねぇ…。

また涙が出そうになって慌てて目を抑える。

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