総長に恋したお嬢様
「…行こ」

真君はそう言ってスタスタと行ってしまう。

「じゃ、じゃあまた来週!
今日は楽しかった!ありがとう!」

早口でそう言ってにこっと笑うと部屋を出て、

真君に追いつくために早足で歩いた。



…。

怖…。

みんなが私に頭を下げてる…。

私はぺこりとお辞儀を返して急ぎ足で真君のもとに歩み寄る。
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