極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)




いつの間にか眠っていた。






朝になって家に帰る。





人の気配はない…かな。
家の扉を開ける。





異様な静けさ…お父さんとあの女はもういないのかな?





2階に上がって確かめてから、やっと落ち着くことができた。、




さあ、朝ごはんを作るか…。


冷蔵庫を除く。



何もない。






人間の心理かな?
空っぽの冷蔵庫を見てお腹が急に減った。






材料を買うか。





買い物に行こうと思って財布を見た、



なんでないの?



昨日、貯金を切り崩してきたのに…





昨日、三万円入っていた財布の中には2000円しか入っていなかった。





代わりに、こう書かれたレシートが入っていた。




「金、借りる」





< 121 / 271 >

この作品をシェア

pagetop