極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
「俺はお前の笑った顔が見たい。
俺、もっとお前のこと知りたい。
お前が寂しいって言った夜は俺が側に居てやる。
俺じゃダメか?」
弱々しく聞く剛。
その言葉だけで十分。
その言葉が私を強くしてくれる。
貴方の全てが私のすべてを癒やすの。
この気持ちに名前をつけるなら、まだ恋にはとどかない。
けど、私が好きになるのはあなたでしょうね。
「貴方は、私にたくさんの
喜びをくれた。自由をくれた…
自由をくれたあなたには私を縛る権利があるわ。
あなたの自由にして。」