極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
中身は鮭、梅、昆布、高菜などなど
みんなが美味しいって言って食べてくれたのがとても嬉しかった。
「琴葉。これ、マジでうまい。」
剛も私が作った弁当を美味しそうに食べてくれる。
自分が作った料理を誰かが美味しそうに食べてくれるっていいね。
「琴葉。この量、疲れなかったか?」
「大丈夫よ。すごく楽しかったから!」
私がそう答えると、
「じゃあ、こいつらのためにまた作ってやってくれ。こいつら、すぐ腹減らすからよ。できれば毎日がいいんだが」
言いづらそうに毎日と言った剛。
毎日?お安い御用!
だって、剛が仕事に行ってしまうと私は、暇だから!